マクニカ3132

1.銘柄および証券コード

マクニカ3132

2.日付(購入日、売却日)

購入日2023年7月6日

売却日2024年5月8日

3.購入価格、売却価格。ロット

購入価格5800円

売却価格6695円

ロット200株

Trading Viewより転載

4.購入の理由

今後の半導体の市場規模拡大が期待でき、特に車載や産業機器などは今後も需要が見込まれ、生成AIなどにも着手されている。NVDIAの正規代理店である割安な半導体商社として注目しました。

正直、半導体の工程や需給、各工程の利益率についての知識が浅いため、半導体のどの分野が期待できるか判別できる自身がありませんでした。しかし、商社株であれば半導体市場規模の拡大恩恵を満遍なく受けられるのではないかと、浅知恵にはなりますがそう思いつき注目しました。

業績については、ROEは直近17.2〜22.2と高水準、PER8.5前後と割安。ちょうど半導体の在庫調整?サイクルの加減で、株価上昇に期待できそうであったため買付することにしました。また、200株でカタログギフトの株主優待があり、当時の配当利回り2.5%・配当性向25%と長期でも保有しやすい水準であったのも決め手になりました(ボラティリティが大きい半導体銘柄ですが、当時は大マジメに長期保有前提で考えていました)。

5.売却の理由

2024年5月7日決算で中計下振れ予想に修正&株価が低迷していることから売却することに至りました。

中計下振れは少しショックでしたが、元々上方修正していた経緯もありそこについてはあくまできっかけの一つでありさほど問題にはなりませんでした。問題は、マクニカを保有している間に自分の中で投資スタンスが徐々に変わり、株価が低迷していることにひっかかりを感じたことがきっかけになります。

☆思想の変化☆

当初は長期保有前提で買付しましたが、その理由としては今後企業成長をしながら安定的に配当&株主優待が得られることを期待したからです。当初は目先の株価よりも、配当金をコツコツと増やしたい気持ちが大きかったのです(言い換えるならば安定思考の勤め人の思想が大きく反映されていたのだと思います)。

しかし、この期間に株式投資を学ぶ中で資産を最大化するためにキャピタルゲイン>インカムゲインを優先したい思考が自分の中で出てきました。投資方針に変更が出てきたため、10年20年といった単位ではなく、良いか悪いかは別にして月単位での株価変動が気になるようになってきました。

その視点で見てみると、直近高値は2024年2月15日時点で8891円、2024年5月7日には6550円と年初来安値をつけています。

これ自体は長期保有として考えるのならば耐えられる範疇ではありますが、27%下落しており100株保有時には23万4100円変動していることになります。配当金で計算した場合、単純に10年間以上かかる計算になります(2024年5月9日時点で1株210円配)。キャピタルゲインを狙う場合は耐えられない状況ですね。

加えて、チャートからは下落トレンドが継続している状況であり、中国などの経済低迷や需給の関係で今後もしばらく株価の下落が続くのも十分考えられる状況です。

半導体銘柄を長期に保有していることで株価低迷期間が長ければ、他銘柄に投資をしている方が時間対効果が良いのでないか、と考えることも次第に増えてきたこともあり、売却することに決めました。

☆反省点☆

投資スタンスが変わったのはしょうがないとして…今見返すと買付していたタイミングがよくわからないですね(._.)…

ローソク足上で底打ちしたタイミングか、25日移動平均線よりも上にトレンド転換したときに買付すればよかったですね。

売却タイミングも、2023年11月の大陰線もしくは2024年3月上旬の25日移動平均線を明確に下回ったときに売却すればよかったですね。反省です。

☆今後☆

スイングトレード的に行うにしても、安値で買って高値で売れるのはあくまで理論上の話のため、実際にはそうそううまくいかないと思いますし、却って長期目線で保有していた方が投資成績は良いという通説になり兼ねないとは重々承知ですが、相場や資金流入なども考えつつもう少し短期目線でトレードをしたいと思います。

何度か実践しその結果を踏まえた上でまた今後の投資方針を決めていきたいと思います。

ただ、マクニカはいい銘柄だと思いますし、かなり割安だと思っているので上昇トレンドや需給の改善があれば再度inしたいと思います!!

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